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服部祐民子オフィシャルサイト「服部んち」

携帯版「服部んち」 レーベル「IQ7073」 メール
2008年05月15日 (木)

だから歌を作ろう

歌を作るって、自分にとっては
「人に聞かせたい」「人に伝えたい」という以上に、
自分自身を知るためでもあったり、
心の中身を整理するものだったりする。

「夜中書く手紙は恥ずかしい」と言うが、
実はそれが正直でそのまんまの自分自身だからだと思う。

日記は夜中に書かないようにしているが、歌詞を書くのは大体夜中だ。
だからこそ普段は恥ずかしくて見せられない部分がストレートに出る。
翌日、録ってみたデモを聞き直したり、歌詞を読み返してみて、
「さすがにこれは入れられない」ってとこは外すが、
「うは、恥ずかしいなぁ」と思えている分にはそのままにしておく。
それをレコーディングして世に出すのだから、考えてみれば変な職業だ。
そしてキャリアが長くなる程、そういう意味での恥ずかし耐性は付く。
(人前での恥ずかし耐性はだいぶ足りないんですけど)

どのアルバムにも、自分の幼さや馬鹿さ、短絡さを感じる部分がある。
それでも、その時そう思った自分がいたから今の私がいるんだなーと、
言葉で感じられるから、とっても分かりやすい。
センチメンタルとは違う、というか、むしろ逆かな。
だっさい服着てた写真を見返しているような、むず痒いあの感じ。
それを歯の浮くような言葉で言うと、抱きしめてやるというか。


今作っている曲達は、たぶん今までで一番苦しい。
きっと、私が何より苦手なものをテーマにしているからかもしれない。
これまでは曲を作っているうちに漠然とアルバムテーマが定まって来たけど、
今回は随分早い段階で、自分の描きたいものが決まった。
それでも、もう2年以上作り続けている。

書いても書いても、どこかで踏ん切りが付かずに説明をしてしまう。
自分の理性が反発しているのが本当によく分かる。
「歌詞が出てこない」のではなく「晒すのが恥ずかしい」のだ。
これまでの恥ずかし耐性など木っ端微塵である。
今までなら葛藤しながらも、歌詞に出来てたんだけどな。
さすがに嫌なんだな、一番弱いところ歌にするの。
だけど作りたいんです。恥ずかしい私の歌を。


このまだ未完成の曲達を、未来の私はどう感じるんだろう。
むず痒がって、それでも抱きしめてやれるかな。
楽しみだ。そしてやっぱり、変な職業だ。

服部祐民子 2008年05月15日 (木)
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コメント
大阪のファン、森はすぃー (2008年05月18日 23:45)

服部おじょーサマが苦手なコト・・・、恋か、スポーツか、お金か、お色気かな。
いや、活かしてないだけで艶っぽさはバッチリあるある、・・・ポッ。

待ってます。

どんな作品になっても。

でも、ズルしたらアカンからね。

からっかぜ (2008年05月24日 07:58)

そういう思いの中・・・
今日は服部さんのお誕生日です。

素敵な一日をお迎えください♪


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