2008年03月10日 (月)
もう聞けない |
声優でナレーターの広川太一郎さんが亡くなったそうである。
あまりに信じがたく、大声で叫んでしまった。
広川さんと言えば、「○○しちゃったりなんかして!」という独特の言い回し。
知らない方も「助かりマスク」と言えばお分かりだと思う。
高校時代聴いていた電気グルーヴのオールナイトニッポンで、
ピエール瀧氏が広川さんのモノマネでハガキを読むという
『広川太一郎で遊ぼう』というコーナーがあった。
私はそれがむちゃくちゃ好きで、毎週楽しみにしていた。
冒頭で書いた「○○しちゃったりなんかして!」は、
どんどん「○○しちゃったりなんかしちゃったりして!」から
「○○しちゃったりなんかしちゃったりしちゃって!」に変貌を遂げ、
他の広川節もますますクドく研ぎ澄まされていった。
そういう、入り口が違う上に
実際よりも5割増しの広川太一郎さんで恐縮なのだが、
私にとっては面白い声優さんというイメージのまま大人になり、
いろんな映画で彼の声と口調を聴く度「おお!」と感激した。
沢山の映画が、彼の吹き替えで味付けされ、評判を呼ぶ。
賛否両論あるんだろうけれど、
そういう人がいなくなっていくのは寂しい。
余談だが、あの広川節は全部アドリブなんだと思っていたら、
事前に台本に書き込んで、打ち合わせで決定していたそうである。
アドリブと思わせる力量も尊敬だが、
何より「面白くしよう」という気持ちが人一倍強い人だったんだろうな。
かっこ良すぎるよ、広川さん。
広川太一郎さんのご冥福を心よりお祈りします。
服部祐民子 2008年03月10日 (月)
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