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2005年09月25日 (日)

お祭りに行こう

近所の神社でやってる、毎年恒例の秋祭りに行く。
この辺に引っ越して来て丸4年。皆勤賞である。

うちの近所には神社がいくつかあるが、
ここ数年、お祭りのあり方が変わってきたのか、
ある意味健康的で、ある意味無味無臭の祭が多くなった。
例えば町内会が率先して何から何まで運営するお祭り。
イメージはとてもよろしいが、要するにいわゆる「テキ屋」さんを締め出して、
PTAとかの皆さん達が、身体にいい食材を使って出店するんである。
「子供におかしなものを食べさせたくない」「適正価格で提供したい」
そんな気持ちだろうか。味気ない白いテントの下で、
お母さん達が一生懸命に何かを作ってる姿は、
パッと見は非常に健康的で、そして何とも奇妙な光景である。

何が入ってるか分からないソースまみれのお好み焼きや、
タコの見えないタコ焼きに肉のない焼きそば、高すぎる綿飴、
どう見ても倒れなさそうな射的のオマケに、絶対当たらない宝釣り。
そして、あの魔法の電球の向こうで汗かきながらニヤニヤ笑ってる、
あまりカタギには見えそうもないおじさん、おばさん、歯のないお兄ちゃん。
神社のお祭りは、猥雑で怪しくて、いつの間にかボラれてて、
残りあと500円、あれも欲しいのにどうしようと悩む向こうで
「リンゴ飴、1本500円だよ〜」と声がして結局買ってしまって失敗する。
あの電球に照らされたもの全てがウマそうに見えてワクワクする。
ついでに、同じクラスの誰が来てるとかあの子が友達と一緒にいたとか、
いろんな意味でドキドキするよーなもんだったっけ。

子供からそういう小さな「必要悪」を奪わないで欲しい。
怪しいものから遠ざけて、真っ白に塗り替えてしまうことで、
子供は子供でいることの楽しみを知らずに大人になる。
そんな大人が親になって・・・・。

なんかそんなことを想いながら、バカ高い串焼きと、
肉ナシ焼きそば大盛り600円をビールで流し込む夜であった。

お祭り・1

▲近所の神社。スピーカーからは、
 祭囃子ならぬ、音の割れた演歌が大音量で流れている・・・。
 帰宅途中のサラリーマンやOLさんが訝しげにチラ見して行く。
 うーむ。面白いくらい公害。

お祭り・2

▲境内に入り、手を洗い口ゆすいでお賽銭を入れてかしわ手を打つ。
 さぁ、いよいよここから私の祭がスタートよ!!
 社務所の横には奉納ステージと客席がある。
 ここは毎年カラオケ大会とかやるので、年寄りが大挙して集まって来る。
 さて、今年のステージは・・・

お祭り・3

▲おばさま達によるフラダンスであった・・・・・

お祭り・4

▲テキ屋のおっさんの後ろからステージを眺める。
 曲が演歌からハワイアンに変わり、おばはん達が嬉々として踊っている。
 奉納フラダンス。何も言葉が出ない私であった。

お祭り・5

▲フラに夢中で神主さん達に気付かない人々。
 まぁ、そんなもんだよな。

お祭り・6

▲宝釣りの夜店で、どの紐を引こうかずっと悩んでいた少年。
 ・・・私は知っている。
 あのプレステ2にはどの紐も結ばれていないということを・・・。
 挫けるな少年!

お祭り・7

▲ボールすくいをしていた、大変絵になる爺ちゃんと孫。
 爺「あらら〜・・1コも取れんかったなぁ」
 結局、テキ屋の優しいおばちゃんがお椀一杯のボールを取ってやる。
 この後も、爺ちゃんは孫に引きずられ、いろんなもんを買わされていた。

・・・そして、私が一番欲しかった綿飴は、
テキ屋のおっさんが泥酔の為に買えなかった。

服部祐民子 2005年09月25日 (日)
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