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2004年09月05日 (日)

大人の悩みに子供の涙 by みうらじゅん

アイデン&ティティDVD

こないだ、やっと見れた。
ずっと見たかった映画「アイデン&ティテイ」。
DVDも買ってしまった。原作も買っちゃうかもしんない。

監督/田口トモロヲ、脚本/宮藤官九郎、原作/みうらじゅんという、
私にとっては「ヤバイ、これヤバイって」という面々だけに、
公開前から、何かきっとやってくれそうな静かな期待があった。
そして、期待以上に青臭くて、泥臭くて、汗臭くて、真っすぐな映画だった。
監督も脚本も役者も、もちろん原作者も、それぞれがバンド経験者だけに
細かい描写がいちいちリアルで嬉しかった。
あと個人的には「GOD」の曲が死ぬ程ありそうで笑った。
ザ・コミットメンツ、ブエナビスタソシアルクラブ、
海外には音楽やバンドの話を扱った素晴らしい作品はいくつもあるけれど、
こんなに匂いのある映画を、今の日本でも作れるんだ。
映画を見て泣いたことが滅多にない私ですが、
多分劇場で見ていたら、大笑いした後、泣いたかもしれない。

メジャーでやっていた頃、自分もいつだってこういう気持ちだった。
主人公が、「こんなのロックじゃねぇよ」「本当のロックって何だ」
そう言うたびに、私は自分を重ねてしまう。
ボブ・ディランが「どんな気がする?誰にも知られないってことは」
そう歌うたびに、心が痛くなる。

やらなきゃならないことをやるだけさ。だからうまくいくんだよ


自分はこのままこの道を行こうと思った。
そして、もっと急ごうと思った。この先をもっと信じようと思った。
あの頃と、同じ気持ちで。

余談ですが、バンドブームの時に中学〜高校生だったんで、
大好きだったニューロティカのあっちゃん
彼の遠慮がちな演技を見て「うわー!うわー!」と叫んでしまいました。
ニューロティカ、また聴こうかな。

▼アイデン&ティティ公式サイト
http://www.iden-tity.com

服部祐民子 2004年09月05日 (日)
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時刻:2004年10月19日 (火)


コメント
常蔵 (2004年09月20日 21:52)

副業でイラストレータをやってるわけですが、
分野は違えどやはり似たようなことで悩むのですなあ。

ちなみに本業は、建築の図面描き。

運が良かったのか、
割と大きな出版社で雑誌の仕事をやってきたのですが、やってる頃いつも頭の中には疑問符だらけでした。
シュミで絵を描く以外美術に関する専門教育も受けてなかったので、描いた作品を養生するという事も知らず四苦八苦しました。
まだ自分のスタイルというものがなかったというのもありますが、編集者のといわれるままにいろんなスタイルで絵を描いていました。
そんな自分をふと省みてなんか器用貧乏みたいになってる自分に気づき本気で悩んだ時期。
そんなことをこの日記を見て思い出しました。自分のアイデンティティーとはいずこに、その頃(28歳ごろ)そんな疑問が頭の中に渦巻いていました。

今33歳になり、イラストの仕事をしても昔ほど悩まなくなった気がします。
でも気持ちに適当に折り合いをつけてきたのではなく、自分に嘘をつかないで仕事が出来るようになったんだと思っています。自分にやりたい様にやる。そんなことができるようになった自分にふと気づきなんか大人になったなあ(逆に子供っぽい感じもするけど)としみじみ思いました。(まあ図太くなったってことですな)


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